年齢とともにどんどん下がる!自然妊娠率・受精率・着床率

年齢が上がるにつれて妊娠が困難になるという現実

 

年齢が上がるにつれて自然な妊娠を希望するのは難しくなってきます。高齢になって赤ちゃんが欲しいと思った場合には不妊治療の力を借りる必要が出てきます。基本的には不妊治療などの特殊な治療を行うことなく自然な形で妊娠することが期待出来る年齢としては36〜37歳が上限であるとされています。

ただ、現代では不妊治療の分野は非常に進んでおり、昔では考えられなかったような年齢でも赤ちゃんを授かることも可能になってきています。また、最終手段としては体外受精のような形を取ることにより、40代中盤といった年齢になっても赤ちゃんを授かることが出来るというケースもあります。

ただ、このような不妊治療に関しては費用面の負担も大きく、女性の肉体的な負担も大きい事から出来ることであれば、不妊治療を行わずに自然な形で妊娠を実現するというのが理想になってきます。

また、妊活といった形で個人の努力で妊娠を目指すというケースも多くなってきています。このような妊活については食生活の改善や妊活のためのサプリメントを服用するといったような対策がメインになってきます。

妊娠に関連した統計の具体的な値について

 

では、各年齢ごとに自然に妊娠する可能性はどのように変化していくのでしょうか。また、自然な形の妊娠を期待できるリミットとなる年齢はいくつになるのでしょうか。

まずは不妊治療などを行わずに赤ちゃんが出来た自然な妊娠の比率である「自然妊娠率」についてですが、この「自然妊娠率」については30歳までは25〜30パーセントという比率になってきます。

ただ、この「自然妊娠率」については35歳で18パーセント、40歳で5パーセント、45歳で1パーセントとどんどん低下していきます。特に35歳〜40歳の間での低下率が激しくこの辺りが自然に赤ちゃんを授かることが出来るリミットになると考えられています。

次に「受精率」と言う指標を見てみたいと思います。「受精率」というのは子宮に卵子が排卵されている排卵日の付近で性行為を行った場合、精子が卵子にたどり着いて妊娠する可能性のことを言います。

この受精率に関しては大体80パーセント程度であると言われています。ただし、年齢を重ねるにつれて卵子や精子の質が低下していくため、この受精率も減少すると言われています。

最後が「着床率」です。この「着床率」というのは受精卵がしっかりと子宮内膜に着床する確率について統計を取ったものになります。この「着床率」については大体受精卵の半分程度が着床すると言われています。

また、着床後にそのまま妊娠が継続する可能性は10〜20パーセント程度であると言われています。この着床率も年齢を追うごとに低下していきます。

上記で述べた「受精率」と「着床率」の組み合わせから導かれるのが「自然妊娠率」になります。「受精率」と「着床率」が低下するため、年齢を経る毎に「自然妊娠率」もどんどん低下していくという結果になっています。

上記の数値から考えていくと、妊娠をしたいと考えた場合、35歳くらいまでは十分に自然妊娠の可能性は高くあります。不妊治療のような医学的な治療を用いることは上記でも述べたように女性の体にも負担をかけます。

そのため、35歳くらいまでは食生活の改善やサプリメントの利用による自身での妊活を行っていくことで妊娠の可能性を高めていくという方向性が良いでしょう。

しかし、35歳を過ぎたころからはこのような食生活の改善、サプリメントの利用といった方法では妊娠するのは難しくなってきます。この段階になって初めて不妊治療といったような医学的手法を用いるのが良いと考えられます。

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